USB⇔RS232C for NC

現代においてデジタル端末にUSB端子の搭載は珍しくなくなりました。
一方でその数を減らし続けている規格も存在し、そのひとつがRS232Cです。
古いNC機械が端末からNCデータを受け取る際に必要だったそれは
今となっては必要のないことも多いですが、機械はそこに残ったまま。
今ある資産を有効活用し生産性アップを目的として開発されたのがUSB⇔RS232C for NCです。
テクトレージ独自開発のオリジナル製品であり、ニッチな変換需要に応える専用品です。
NC装置との接続に特化したチップ設計
オリジナル設計のチップが工作機械とパソコンの間を取り持ち、それぞれからのデータフローを安定して制御します。5つのLEDで状況の把握が可能です。

RS232C⇔USBの変換でDNC運転を実現
広く普及したUSB端子に変換することで、新たな設備導入コストが抑えられるかもしれません。接続問題が解消すると稼働機械の選択肢が増え、生産性向上が見込まれます。

専用のドライバは必要ありません
Windows 10標準ドライバで動作し、お手元に届けばすぐに使用できます。面倒なドライバのインストール作業も必要なく、スピーディーに機械の稼働へ移行できます。

■技術仕様
製品名 | USB⇔RS232C for NC |
型番 | tur1 |
製品サイズ | W36×D22×H70(mm) |
質量 | 約40g |
周辺温度 | -5度~60度(結露・粉塵なきこと) |
対応OS | windows 10(windows10標準ドライバ) |
付属品 | マイクロUSBケーブル |
ボーレート | 300,600,1200,2400,4800,9600,19200 bps |
ストップビット | 1 or 2 |
パリティ | なし、偶数、奇数 |
データ長 | 7 or 8 |
想定コード | ISO, EIA, ASCII |
ハードウェアフロー制御 | RTS/CTS 制御(DSR/DTR 制御無し) |
ソフトウェアフロー制御 | DC1/DC3 制御(DC1=0x11, DC3=0x13 or 0x83) |
USB端子 | MicroUSB (B) |
RS232C端子 | D-SUB9極 オス |
RS232C出力信号電圧 | -6.5V~+6.5V TYP. (3KΩ LOAD to GND) |
製品名 | USB⇔RS232C for NC |
型番 | tur1 |
製品サイズ | W36×D22×H70(mm) |
質量 | 約40g |
周辺温度 | -5度~60度 (結露・粉塵なきこと) |
対応OS | windows 10 (windows10標準ドライバ) |
付属品 | マイクロUSBケーブル |
ボーレート | 300,600,1200,2400,4800, 9600,19200 bps |
ストップビット | 1 or 2 |
パリティ | なし、偶数、奇数 |
データ長 | 7 or 8 |
想定コード | ISO, EIA, ASCII |
ハードウェアフロー制御 | RTS/CTS 制御(DSR/DTR 制御無し) |
ソフトウェアフロー制御 | DC1/DC3 制御(DC1=0x11, DC3=0x13 or 0x83) |
USB端子 | MicroUSB (B) |
RS232C端子 | D-SUB9極 オス |
RS232C出力信号電圧 | -6.5V~+6.5V TYP. (3KΩ LOAD to GND) |
■LED仕様
PWR | 点灯 | 電源ON / デバイス認識 |
点滅 | 電源ON / デバイス未認識 | |
CTS | 点灯 | NC側ハードウェアフロー状態 |
点滅 | NC側ソフトウェアフロー状態 | |
TXD | 点灯 | 送信(PC→NC)データあり |
RXD | 点灯 | 送信(NC→PC)データあり |
RTS | 点灯 | PC側ハードウェアフロー状態 |

2023年発売予定
DNC-NOW
専用設計の転送ソフトが登場
USB⇔RS232C for NC に専用のデータ転送ソフトが誕生しました。ハード・ソフト両面でRS232C端子搭載のNC機械をサポートします。

シンプル操作ですぐ使える
ファイルを読み込んで転送するだけのシンプルな操作性。パソコンへの導入もインストーラーの指示に従うだけで完了でき、USB⇔RS232C for NC を接続すればすぐに利用できます。
オールインワンのセット販売
USB⇔RS232C for NC とのセット販売で、別途転送ソフトを用意する手間もコストも省くことができます。テクトレージのショッピングサイト「テクトバコ」で販売予定。(2023年予定)




