Engine CNC

3Dプリンターの造形力にマシニングセンタの追加工や仕上げ能力が組み合わさることで、試作・量産の工程短縮が実現できます。高い自由度と使いやすさをCNC加工機に組み込むという新たな価値を生み出しました。

世界初

スペインの企業であるMeltio社においては、当時特定メーカーのマシニングセンタのみでしか組み込みの実績がありませんでした。そこでテクトレージでは、Meltio製品の国内総代理店である3D Printing Corporationと共に、国内大手メーカーの30番マシニングセンタに「Meltio Engine CNC」を組み込むという世界初のアセンブルをこの度実現いたしました。国内での実機展示はテクトレージ本社ショールームのみとなりますので、その実力をぜひご覧ください。

最大1.2kWのレーザーパワーを誇る積層ヘッド

分散配置された高い出力のレーザーに、高効率のホットワイヤーシステムを組み合わせて自由度の高い造形を可能としています。またメンテナンスのしやすさがヘッドの長寿命化に貢献し、異常を検知した場合は自動的にシステム停止するなど、Meltioの技術を結集させています。

極限までボイドを減らし99.995%の高密度を実現

溶融した材料が凝固する際の空気やガスを内部に取り込んでしまうことで、樹脂3Dプリンターで顕著なボイドが金属3Dプリンターでも発生してしまいます。Meltio Engine CNCでは溶接材料の金属ワイヤーを造形に使用することで、その発生を最小限まで抑制しています。

2つの金属特性を持つバイメタル造形物の出力

Meltio Engine CNCで使用できる金属ワイヤー材料は様々ありますが、そこから2種類を選んで異なる特性を持ち合わせたバイメタル造形が行なえます。磁性・耐熱・耐腐食・硬度の付与からコスト削減のための材料選択まで、用途に応じた最適な材料で柔軟な作業が可能です。

選べる多様な材料郡

純正材料はもちろんのこと、市販されているサードパーティ製の材料であっても造形に使用することができます。(※詳しくはお問い合わせください)ステンレス、チタン、軟鋼やニッケル等それぞれの特性を持った造形物が、マシニングセンタとのコンビネーションで様々な可能性を閃かせます。

SPEC

レーザー6つの200Wダイレクトダイオードレーザー
レーサー出力1200W
レーザー波長976nm

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